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相続手続きと注意点

2024/01/26

弁護士法人Legal Homeは、大阪の豊中に拠点を置き、法律問題にお悩みの方のお力になれるように日々尽力しております。おひとりでは解決しづらい問題も、経験豊富な弁護士がそばにいることで解決に向けて前進できるようになります。このブログでは、クライアント様から頻繁に寄せられるご相談や、お役立ていただける情報をわかりやすくお届けしてまいります。
相続が発生すると、多くの手続きが必要になりますが、それぞれに注意すべきポイントがあります。以下に、相続手続きの概要と特に注意が必要なポイントをまとめました。

相続手続きの初期段階

相続が発生した際には、まず葬儀の準備、関係者への通知、死亡届の提出などが求められます。これらは速やかに行う必要がありますが、特に重要なのは、相続税の申告期限です。この期限は相続開始から10ヵ月以内と非常に短いため、早期に手続きを開始することが重要です。

銀行など預貯金口座の凍結

遺産分割協議中は、故人の現金や預貯金が凍結されます。葬儀費用や当面の生活費が引き出せなくなることがあるため、相続人は一定額の預貯金について払い戻しが受けられる制度があります。この制度の利用条件や必要書類については事前に把握しておくことが重要です。

延滞税のリスク

相続税の申告・納付期限を逃すと延滞税が課せられるため、納税計画は慎重に立てる必要があります。納税は原則として金銭で行うため、資産評価や納税資金の準備には注意が必要です。
※不動産屋有価証券による納付を認める制度に物納制度がありますが、国税庁が許可したケースはわずかですので、現金納付が原則を考えて準備しましょう

相続争いの防止

不動産などの分割が難しい財産が関わる相続では、家族間でのトラブルが発生しやすくなります。円滑な遺産分割協議を行うためには、事前の準備と相続人間のコミュニケーションが鍵となります。トラブルが解決しない場合は、法的手続きが必要になることもあります。

自分のところは大丈夫と安心は禁物、どこでもおこる相続トラブル

遺産相続分割事件の発生は、遺産価額5,000万円以下で全体の76.8%を占めます。富裕層に限らず、一般的な家庭の相続でトラブルが起きています。(令和元年度 司法統計 家事 第52表より)

まとめ:遺産相続の注意点を把握しスムーズに手続きをすすめましょう

最後までお読みいただきありがとうございます。遺産相続の手続きと注意点を把握し、適切に対応することで、相続手続きをスムーズに進めることができます。しかしながら、手続きが複雑であるため専門家との相談を通じて、相続手続きを進めることをおすすめします。弁護士法人Legal HOMEは遺産相続に関する豊富な経験と実績を活かして日々多くの相続トラブルに尽力してまいりました。相続に関するお悩みは、ひとりで抱えず、まずは無料の相談サービスをご活用ください。専門家が迅速かつ適切に問題解決のお手伝いをさせていただきます。

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